Health Insurance System
健保のしくみ
健康保険とは？
皆さまや皆さまのご家族が不幸にも病気やケガをしたときには大きな出費が伴います。出産や死亡の場合も同じです。
健康保険は、このような不測の事態に備えて、被保険者が収入に応じて保険料を出し合い、事業主も負担して、必要な医療や現金を支給し、お互いに負担を減らしていく相互扶助の目的から生まれた制度です。
健康保険組合とは
1つまたは2つ以上の会社や工場で、常時700人以上（共同設立の場合は合計で常時3,000人以上）の従業員が働いているところでは、厚生労働大臣の認可を受けて独自の健保組合を設立することができます。これを組合管掌健康保険といい、略して「組合健保」といいます。当健保組合は、厚生労働大臣の認可を受けて設立された組合健保です。それに対して、全国健康保険協会が運営する健康保険を「協会けんぽ」（全国健康保険協会管掌健康保険）といいます。
組合健保のメリット
- 加入者の年齢構成、男女比、疾病の動向などの実態に即した保健事業を実施し、事業主と協力して健康管理などを積極的に行うことができる。
- 健康保険法に定められた給付にプラスして「付加給付」を行うことができる。
- 保養施設・レクリエーション施設・スポーツ施設などと利用契約を結ぶなど、健康づくりに役立つ事業をきめこまかく行うことができる。
健康保険組合の仕事
健保組合は、健康保険法のほか関連する法律の定める範囲内で「保険給付」と「保健事業」という二つを主な業務をしています。
- 保険給付被保険者やその家族（被扶養者）の病気、ケガ、出産、死亡などのとき、医療費を負担したり、給付金を支給するものです。
保険給付には、法律で定められた「法定給付」と、ワークスアプリケーションズグループ健保が独自に行う「付加給付」があります。 - 保健事業被保険者とその家族（被扶養者）の健康の保持・増進を図る事業です。
健康診査、保健指導、健康づくりの広報・知識の普及・啓発活動、健康相談、疾病予防、レクリエーション活動などです。